あのときの私は「お金もスキルもないし、働き方なんて選べない」と思っていました。でも今なら、「一度立ち止まって、自分で選んでみて」と言ってあげたい。
娘が生後4ヶ月のとき。会社員としての働き方に不安を感じながらも、ブログで副業に挑戦した私の、最初の一歩の記録です。
この記事では、会社員としての働き方に不安を感じながらも、副業に踏み出した理由と、その後の変化についてお話します。
産後、ふと思った。「この働き方、本当に続けられる?」
- 漠然と育休後は復帰すると考えていた
- 子育てしながらの働き方って、どうなるんだろう…?
- 保育園の送り迎え、急な休み…会社に迷惑をかけるかも
漠然と育休後は復帰すると考えていた
育休を取る前は、当然のように「復帰する」と思っていました。金銭面から考えても、退職する選択肢はありませんでした。
妊娠中も「育休明けに戻るのでお願いします」と伝えていたし、職場もそのつもりで動いていました。でも、出産して生活が激変。
私は初めて「本当に戻れるのかな」と考えはじめました。
子育てしながらの働き方って、どうなるんだろう…?
子どもを育てながら働くことの大変さを、出産して初めてリアルに感じました。思っていた以上に毎日が慌ただしくて、夜泣きで寝不足、授乳や抱っこで1日があっという間。
家事に育児に加えて「朝から電車に乗って、夕方まで働く」なんて無理…と本気で思いました。育休終了後に復帰するとなると、1〜2歳までに保育園に入れる必要がありました。
子どものとの時間は一瞬で過ぎていく。近くで一緒にたくさんの時間を過ごしたい、そんな想いも強くなりました。
子どもの急な休み…会社に迷惑をかけるかも
復帰したとしても、子どもの体調不良などで100%職場に迷惑をかけてしまうことがあるのは理解していました。
周りの働くママたちを見ていて、子どものことで何度も休む姿に、自分の未来を重ねていました。
会社員として働いているとき「子どもが熱を出したので休みます」と職場に電話がかかってきたことも数知れず。仕方ないとはわかっていても、残された身としてはかなり大変。
「あれ、私も同じようになるかも知れない」と感じていました。「申し訳なさそうに働く未来」を想像してしまって、このままでいいのかな?と迷いが生まれました。
何もないただの主婦ができるわけない、続ける自信もない
- スキルも資格も持ってない
- 副業なんて、意識高い人がやるもの
- ブログなんて私には無理かも
スキルも資格も持ってない
私は何のスキルも資格も持っていませんでした。会社では、10年以上働いていたものの、接客業なのでパソコンスキルもありませんでした。
何かを教えられるような特技なんてないし、履歴書に書けるものもないし、私にできる副業なんてないと思っていました。
でも、心のどこかで「このまま諦めたくない」と思っていました。
副業なんて、意識高い人がやるもの
副業って、“特別な人”がやるものだと思っていました。
SNSで見るのは、キラキラしたパソコン女子や意識高そうな人ばかり。私にはあんなふうにはなれないと勝手に線を引いていました。
「本業+副業で月収100万円!」とか「好きなことを仕事に!」とか、すごすぎて逆に引いていた部分もありました。
でも、現実はもっと地味でもいい。「私にできること」から始めればよかったんだと、今では思います。
ブログなんて私には無理かも
「ブログなんて、難しそうで私には無理」──それが最初の印象でした。
HTML?SEO?アフィリエイト?聞き慣れない言葉ばかりで、自分には関係ない世界だと思っていました。
でも調べていくうちに、「初心者向けの教材やYouTubeもある」と知って、ちょっとだけ勇気が湧いてきたんです。
“無理”じゃなくて、“知らないだけ”だったのかもしれません。
だけど「今しかない」と思った
- 復帰して、会社に縛られて過ごす未来”が想像できなかった
- 「副業禁止」でも、バレないようにできることを知った
- 失敗しても戻れる。「育休中」だったからできた
復帰して、会社に縛られて過ごす未来”が想像できなかった
会社に復帰して、あの生活に戻る未来がどうしても想像できませんでした。
子ども中心の生活になった今、朝から晩まで会社の時間に合わせて動くことが苦痛に感じ始めていたからです。
出勤時間に合わせて子どもを預け、急な発熱に怯えながら過ごす…そんな日々を何年も繰り返すのかと考えると、息が詰まりそうでした。
「復帰する」という選択肢から、徐々になんとしてでも副業で成功させてやる!🔥という気持ちに変わっていきました。
「副業禁止」でも、バレないようにできることを知った
「副業禁止」でも、バレない形で副業ができると知ったことで、道が少しだけ開けた気がしました。
調べてみると、“会社に知られずに始められる副業”のやり方がたくさんあったんです。
情報を集めるうちに、「私にもできるかもしれない」と思えるようになりました。
“禁止されてるから無理”じゃなくて、“工夫すればできる方法がある”と分かったことが大きかったです。
失敗しても戻れる。「育休中」だったからできた
「失敗しても、戻れる」──そう思えたからこそ、挑戦できました。
育休中という立場は、実は“戻る場所がある”という強さにもなります。仮にうまくいかなくても、元の職場に復帰できる。
そう思ったら、「今、やってみない理由はない」と思えたんです。失うものがないこのタイミングだからこそ、一歩踏み出す勇気を持てました。
娘が4ヶ月のとき、私は朝に人生を変える時間をつくりブログを始めた
- 朝3:30に起きて、自分だけの時間を確保
- ストック型の副業「ブログ」を始めた
- 半年間PVゼロ、収益ゼロ
朝3:30に起きて、自分だけの時間を確保
私は、毎朝3:30に起きて「自分だけの時間」をつくることから始めました。
日中は、家事や育児でほとんど自分の時間が取れず、取れたとしても、子どもがお昼寝している時間だけ。
今後の娘のスケジュールを考えても、夜は9時ごろに寝て、朝早く起きて作業しよう、と決めました。
リビングでひとり、薄暗い中パソコンを開いて…。早朝の時間が、私にとって「集中できる大切な時間」でした。
ストック型の副業「ブログ」を始めた
私が選んだのは、ストック型の副業と呼ばれる「ブログ」でした。一度書いた記事がネット上に残り、積み重ねれば収入になる、という仕組みに希望を感じたからです。
サーバーって何?ドメインって何?状態で、WordPressの使い方も全く分かりませんでした。
ブログについて発信しているYouTubeを参考にしながらブログを開設し、書き方や初め方の動画を聴きまくりました。
初めは、身近にある子育てについて記事を書いてみよう。そう思って記事を書き始めました。
半年間PVゼロ、収益ゼロだったけど人に会って頑張れた
始めてから半年間、アクセスも収益もほぼゼロでした。何も知らないまま始めて、SEOも構成も分からず、ただ必死に書いていました。
「誰にも読まれない…」「意味あるのかな」と不安を抱えながらも、ブログで頑張る仲間に会うと、またやる気が出て、続けられていました。
そんなある日、ブログで稼いだことのある人に会う機会があり、その人に記事を見てもらったりアドバイスをいただ来ました。
そして、試行錯誤を繰り返し、ブログ開始10ヶ月目に初報酬が発生しました。
あのときの自分へ、言ってあげたいこと
- 「挑戦してみたい」と思った気持ちは、間違ってなかった
- 今の私は、会社以外の“働く選択肢”を知っている
- 副業(自分)に挑戦したことで、価値観を変えるきっかけになった
「挑戦してみたい」と思った気持ちは、間違ってなかった
やってみたいと思った気持ちは、あのとき確かに本物だったし、間違ってなかった。
スキルも自信もなかったけれど、その気持ちを大切にして動いたから、今の自分がいる。
周り相談できる人はごく少数だったけど、朝3:30に起きて「やってる」自分がちょっとだけ誇らしかった。
あのとき一歩踏み出した自分を、今は「よくやった」と褒めてあげたい。
今の私は、会社以外の“働く選択肢”を知っている
今の私は、“働き方はひとつじゃない”ということが実感できました。
会社に頼らなくても、自分の力で働ける道があることをブログを通して知りました。
ブログをきっかけに、在宅で仕事をしたり、自分で時間をコントロールする生き方を模索できるようになりました。
選択肢を持っていることが、何よりも私の「安心」につながっています。
副業(自分)に挑戦したことで、価値観を変えるきっかけになった
「ブログに挑戦した」こともそうですが「自分と向き合う時間を持った」ことが、私の価値観を大きく変えました。育児や家事だけではない、“自分”という存在を大切にできたからです。
結果が出なくても、誰かに評価されなくても、「やっている自分に自信が持てた」と思えたことが、人生を前向きに変えました。
副業で始めたブログは、私の人生に“収入”だけじゃない“自信”と“自由”もくれました。
これからが本番。私とあなたの挑戦は続きます。
🔗記事末リンク
markdownコピーする編集する▶︎ [自信もスキルもなかった私が、ブログで最初にやった3つのこと](#)
▶︎ [副業禁止でもやってOK?育休中ママの副業ガイド](#)
コメント